手元供養と仏壇について。
手元供養のコラム第二弾は「仏壇」について。
ご自宅での供養と言って真っ先に思い浮かぶのは仏壇ではないでしょうか。
かつては仏壇や仏間のある家が一般的でしたが、近年は、住宅環境や世帯の変化によって、必ずしもそうでないお家も増えてきました。
今回は、仏壇の基礎知識から近年のスタイルとして増えてきた手元供養について、ご紹介します。
目次
そもそも仏壇とは?
お仏壇は、ご本尊やご先祖様、亡くなった最愛のご家族と語らう、ご家庭の中の大切な場所です。もともとは、それぞれの宗派のご本尊を祀り、あわせて仏様になったご先祖様を、お位牌を用意してご供養する、祭祀用具です。
飾り方、祀り方はさまざまありますが、基本となる仏具は、三つ具足といわれる、香炉、花立て、火立て(そうそく立て)です。これに茶湯器(ちゃとうき)、仏飯器(ぶっぱんき)を加えて五具足になります(花立てと火立てをそれぞれ一対にして五具足ともします)。
お鈴(りん)や、吊り灯篭(つりとうろう)、高坏(たかつき)なども、お仏壇に飾る仏具です。
ルーツと、近年の仏壇事情
さて、仏壇の起源には諸説あります。
奈良時代から貴族が持った「持仏寺」を縮小したものが仏壇となった説や、お盆に故人を迎える祭壇「魂棚」を常設化したものが仏壇であるという説などがありますが、
実際に現在のように一般家庭にも置かれるようになったのは、江戸時代からだとか。
しかし、昨今の住宅事情や、世帯の変化によって、本格的なお仏壇を持つことはなかなか厳しい状況です。引っ越しの際に、しかたなく処分する方も多くいらっしゃいます。
最近では、仏具とのセット商品や、現代的な家具調のもの、モダンでおしゃれなお仏壇が、選択肢としてたくさん取り揃えられるようになりました。
なかでも、サイズが小さく、たんすやキャビネット、カウンターなどの上に置ける、配置場所を選ばないミニ仏壇は、よく目にします。
手元供養について―新たなスタイル
私たちがお届けするソウルステージも、そんなミニ仏壇、現代仏壇のひとつと言えるかもしれません。
ソウルステージは、故人を身近で感じる手元供養の一つ。手元供養とは、ご自宅で遺骨や思い出の品を少量持つことのできるもの、近年人気が高まる新たな供養のひとつです。
遺骨や思い出の品を納められるものは、大きく分けてミニ骨壷タイプと、ジュエリータイプに分かれます。
ミニ骨壺とステージで、お部屋を祈りの空間に。
ミニ骨壷ソウルプチポットは、伝統的なお仏壇から、モダン仏壇まで、さまざまなお仏壇とセットにして馴染む、豊富なラインナップを揃えています。お部屋の中でさりげなく置いておきたい、という方には、和洋の調度に合う、意匠を凝らしたソウルステージもおすすめ。写真立てや花器がセットになったタイプは、大切な方を想う空間として、一層華やぎます。
ジュエリータイプは、いつも身近なお守りとして。遺骨ペンダント。
お仏壇のない方、最愛のご家族といつも一緒にいたいと願う方には、遺骨ペンダントソウルジュエリーがお勧めです。
遺骨ペンダントとは、ジュエリーの本体部分に空洞が空き、ネジで開閉することで少量ご遺骨を入れられるもの。
大切な方を身近に感じられる手元供養品として、近年人気のタイプです。
最後に
大切な人を想い、感謝し、語らい、祈る。お仏壇と手元供養は、いまや私たちの生活スタイルにあわせて組み合わせ、心やすらぐ癒しの場所として最適です。
木、真鍮(しんちゅう)、漆、チタン、七宝(しっぽう)、シルバー、蒔絵(まきえ)、ガラス、陶磁器、真珠、ゴールド…豊かな素材、高い技術に支えられた品揃えからお選びください。
きっとご自身にぴったりの手元供養が見つかります。
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